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name for Merry X'mas12/6

nameの番外編
本編で飛ばしてしまったクリスマス。
サンタクロースにまつわるいろんなお話から一つをチョイスしてますが、なんというか、お許しください。
何話か続きます。






聖ニコラウスの祭日。

ニコラウスがまだ司祭になる前、近所に3人の娘のいる家族が おりました。たいへん貧しく、上の娘は結婚したいけれど、 その資金のアテがありませんでした。それどころか彼女は娼婦にならなければならない状況に追い込まれて いました。
そのことを知った彼は、彼女の家の煙突から 金貨を投げ入れました。
金貨は、暖炉のそばに干してあった彼女の 靴下の中に入って、彼女は救われ、結婚することができたのです。
ニコラウスは、下の2人の娘のときも繰り返し、 その家庭を救いました。

いったいどなたが金貨を投げ入れてくれたのだろう。

その人に必ず御礼を伝えたい。3人目の娘の結婚を控えて、両親はその人が金貨を投げ入れるのを連日夜通し待っていました。
そしてついに三度金貨を届けに来たニコラウスを 見つけ、それが近所の若者であったと知り驚き、感謝しました。
しかし彼は誰にもこのことは言わないようにと言い、立ち去りました。
クリスマスに、サンタクロース(聖ニコラウス)が靴下に贈り物を下さるのはこの逸話から生まれたものです。


「キョーコ、これは?」
久遠は所狭しとつまれた段ボール箱に眼が点になった。
彼女のアパルトマン。
「これが皇貴さんから届いたクリスマスの準備品なんです。」
キョーコが道すがら話してくれた、やっぱり社長さんの息子さんなんですね、という感想はここからきていたのだと思い至る。彼女がお願いなど滅多にしてくれないのに、「お手伝いいただきたいことが、あるんですが。」と言った理由。
「もう収拾がつかない気がして。」
リビングには天井にスレスレの高さのモミの木がある。
「そうだね。実際にみて本当に驚いたよ。」

クリスマスはマリアちゃんが父親とこちらへ来てホームパーティーなのだと彼女が嬉しそうに笑った時、自分の迂闊さをのろったけれど、去年のクリスマスのマリアちゃんを見ていれば、彼女がマリアちゃんを優先することは当然だとも思えた。そんな彼女だから、愛おしい。

「これは一日でやり遂げようとは思わない方が良さそうだね。」
モミの木に添えられていた手紙には図面がついていて、飾り付けの指示が書いてある。
「あのぅ、しかもですね。」
キョーコがさらに手渡してくれた手紙には、手順が事細かに書いてある。
「まさかこれ、マリアちゃん指示?」

お姉様へ
飾り付けは蓮様にちゃんとお願いなさって下さいね。
お部屋の天井は高いようですので、蓮様の身長がないと危ないですし。
お二人の共同作業ですのよ。
まずは、6日の聖ニコラウスの祭日からお始めなさって下さいね。

「なるほど。」
ちょっとがっかりする自分がいる。
キョーコはマリアちゃんの指示でお願いしてくれたんだ。
もっと素直に甘えてくれないかなって、思うよ。

それでも、荷物をひろげて一緒に何かするのは、嬉しいし楽しいね。

「こんなこと、何年ぶりだろう・・」


両親の間に座って、ジュリが読んでくれるサンタクロースの話を聞いて、靴下に入っていた、、、、

『アイオライト』

指示書と飾りをにらめっこしているキョーコを見つめる。
ああ、だから!

なんで忘れていたんだろう。

〜これはクリスマスプレゼントよ、久遠〜












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