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[B.P.D.] 鬼のパンツ・Round6

B.P.D.参加作
☆B.P.D.の詳細は本部へ(「まことしやかに」ちょび様宅)

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〜〜〜〜







「やはり、あの3人ですね。」
納得の表情で監督陣が話している。
そして、ラブミー部もまた3人で固まっていた。

「夢に見そう、、、。」
ゲンナリした顔で奏江がこぼした。
「え?モー子さんも?」
と、嬉しそうに言ったキョーコは、ハッと口を両手で蓋した。
「なによ、その嬉しそうなカオ、、。」
汗臭い野郎どもの相手と、そもそも乗り気ではなかった奏江は、最後に組みした村雨で大ダメージを受けたらしい。
「悔しいですけど、お二人とも良かったですよ?」
千織がキョーコと奏江を交互に見て不思議そうな顔になっている。
「ありがとう、天宮さん。」
奏江はいつものクールさを取り戻しつつあるものの、口元が歪んでいる。
演技中には全くそんな素振りも無かった奏江を、キョーコは首を傾げて覗き込む。
「村雨さん、何かしましたっけ?」
スルーしようとした奏江の腕を掴んだぐらいしか、村雨と接触は無かったはずだ。
「・・・・。何ってわけじゃないわよ。悔しいだけ。」
視線を床に落とした奏江に、キョーコも千織も言葉がない。
やはり名が売れている俳優なのだ、と見ていた二人もそれは実感したからだ。

「ていうか、アンタはなんでそんなに嬉しそうなのよ?」
奏江はギッとキョーコを見た。
「えと、あの、、」
「まさか、、例の人形が精密になる、とか思っているんじゃないでしょうね?」
奏江の指摘に、キョーコは驚きつつ、、そうだった!と思う。
「ど、、どうしてそれを。」
キョーコはそう答えるが、リアクションが想像と違うと奏江が怪訝な顔になる。
「人形ってなんですか?」
千織がすかさずツッコミを入れて、キョーコは後じさった。

・・・・実はかなり作り込んでいるとは言えない!!!

カイン兄さんの時に嫌という程、拝んだ肉体美である。
最初こそ、惜しい事をしたと床で転げ回ったものの、あの一件以来、「兄さん」はセツの目の前での着替えも躊躇わない。

・・・・見てないのは、パンツの中身ぐらいよ!

そこまで思い返して、キョーコの顔は真っ赤になる。
だめだめだめだめぇぇえええ
清らガールしっかりしてぇ!!

・・・・敦賀さん、パンツは兄さんと同じようなボクサーパンツなのかしら?

・・・あれ?ボクサーパンツ?

「ね、どうしてボクサーパンツっていうのかな?」
「はぁ?」
奏江と千織がとんでもない方向からのキョーコの質問に盛大に呆れた声をあげた。
「アンタ何、そんな事を考えてにやけてたの?!」
「にやけてなんか、いませんっ!」
「いえ、にやけてました、口元緩んでますよ?」
「口元・・。」
「へえ、京子さんて、下着フェチなんですか?」

いやぁぁぁぁぁ〜っ

キョーコの絶叫が室内にこだましたのは間違いなかった。
監督陣が何事かと、3人を見る。
「お騒がせしてすみません。」
奏江が頭を下げ、キョーコの口に手をあてる。
「もう、天宮さんもそこ突っ込まないでよ。」
「ごめんなさい。けど、京子さん、お友達へのプレゼントとか言って、エロカワ下着とか買ってたりしてたので、詳しいのかなぁと。」
「・・・お友達?」
奏江がピタリと止まる。
ぎくり
キョーコは身体を震わせた。
「ち、違うの、モー子さん、お友達でなくて、お知り合い。」
「べっつ〜に、気にしないわよ。でも、私、下着なんか貰った事ないけどね。」
ぷぃと奏江が顔を背ける。
「あら、そうなんですか?」
けろりと受ける、千織。
「じゃ、あれ、やっぱり京子さんのなんですね。」
「ち、ちがっ、、違います!」
ふぅ〜ん
奏江と千織がにやりと眼を合わせた事に、キョーコは気付かなかった。


「じゃ、発表でよろしいですね。」
結果は後日ではなく、この場で発表することに決めたらしい。
「隣に移動しましょう。」
スタッフに声をかけられて、キョーコ達もおしゃべりをやめて、従う。


「さっきの叫び声、最上さん?」
発表も終わり、各々が帰り支度のなか、蓮はキョーコに声をかけた。
「す、、すみません。」
「いったいどうしたの?」
「あの、、その。」
キョーコはただ小さくなるばかり。
横にいた奏江と千織が顔を見合わせる。
「敦賀さんだったらご存知かもしれないわよ?」
奏江の発言に、蓮は素直にキョーコを覗き込む。
「何かな?」
ちろり
キョーコが上目遣いに蓮を見上げる。


「なんでボクサーパンツじゃないんでしょう?」

「は?!」

・・・一発K.O.

奏江と千織は、固まってしまった「敦賀蓮」を見て、そう思った。
「京子さんって、最強ですね。」
「そうね。」

蓮の頭の中は半分パニックである。
穿いているのは、ボクサーパンツだけど?とか、そういうことじゃないのは、わかる。
ただ、その縋るような眼でみあげながら、「ボクサーパンツ」と言われたら、理性がぷつりと切れそうになった。
・・いや、さんざセツには見せてたんじゃないか。
・・いや、いや、だから、何が聞きたいんだ、この子は!

「ボクシングだから、ボクサーパンツ、ならわかりやすいんですけど、トランクスですよね?」

キョーコは大真面目に蓮にといかける。

「あ、そ、それね。」
キョーコの口から、パンツだのトランクスだの聞くだけで、蓮の心臓はバクバクだ。しかも、その話をしていてのあの悲鳴が、うまく結びつかない。
「英語だと、逆なんだよ。日本で何か混乱したみたいだね。」
「あ、そうなんですか。」
キョーコはほっとしたように息をもらす。
「それにしても、この話で悲鳴をあげた理由がわからないんだけど。」
「そ、それはですね、その、、揶揄われたといいますか。」
・・・い、言えないっ!言われたとはいえ、下着フェチなんてっっ!
再び挙動不審なキョーコに蓮は、これ以上つっこむのは良くないと、ほぅっと息をついた。
「あの、あのすみません。・・ひょっとして、呆れてます?」
また、しゅんとしてしまったキョーコに、蓮はつい右手を伸ばしてしまう。

「呆れてなんかいないから。」

くしゃり
その栗毛の髪を撫でてしまって

はっと我に返る。

周囲の視線が、その手に刺さっていた。



*****
でました、B.P.!!!
B.P.D.らしくなりましたよね?
ここからが、楽しいパンツ話です〜(笑)








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