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[B.P.D] 鬼のパンツ・Round2

B.P.D参加作
☆B.P.Dの詳細は本部へ(「まことしやかに」ちょび様宅)

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〜〜〜〜



「お、、おはようございます。」
ローリィに指示されて到着した会場で、キョーコはたじろいだ。
「京子さん、おはよう。よろしくお願いしますね。」
にこやかに微笑んだのは緒方監督。

格闘技ゲームと緒方監督・・。

それは、キョーコ達と別室で準備していた社にも驚愕の事実だった。
「オーディションなんて、久々ですよね。」
社長から参加するように捩じ込まれたオーディション。
実写版ゲーム。
敦賀蓮の仕事じゃないと、社は思うのだが、社長命令で逆らいようがない。
「何か考えがあっての事なんでしょう。」
担当俳優に説得されて、どうすんだ、と社は頭を振りながら向かってきた会場で、にこやかに挨拶してきた人。
「よかったですよ、参加してもらえて。」
動じない筈の蓮がほんの少し挨拶のタイミングがズレていたから、蓮もまた驚いたのだろうと社は思う。

ふふふ
笑顔に花をしょっているような監督が、格闘技ゲーム、、、。
「映画だと思って頂いていいですよ?」
「映画?」
「作る側も見る側も贅沢な企画だと思うんです。」
作る側は、コンセプトに沿って浮かんだアイディアを全て撮る事ができる。
見る側は、配役の選択肢や展開の選択肢があって、自分好みに話を楽しむ事ができる。
「対戦を楽しむストーリーも、人間ドラマを楽しむストーリーもありなんですよ。」
緒方はにこにこしている。
主人公が3人、ヒロインも3人。
ロールプレイングゲーム風の映画。
「ゲームよりはドラマが長いんですよ、チョイスが増えると場面の切り替えがふえますからね。」

「今日まで詳細を伏せてた理由がわかったよ。」
社が控室で嘆息する。
ゲームにするから、映画以上に秘密厳守だ。
「ほぼ俺は決定ってことなんですかね?」
「そうだと思う。他の二人の配役にプレッシャーかけてるんじゃないかな。」

「あれ?」
蓮と社はほぼ同時にそう口にした。
向かっていく廊下の先に眼に痛いドピンクツナギ。
しかも3人いる。
・・・まさか
蓮と社は顔を見合わせた。
3人の雰囲気は和気あいあいというよりは、戦々恐々。
猫に団体で挑むネズミという感じだ。

「だいたい酷いわよ。」
「ヒロインなのに、このツナギって。」
「緒方監督って、見た目と中身違うから。」
「しかも、あの会場、、ちょっとどうなのよ。」
「・・・・。」
3人が揃って頬を染めている。

「お疲れさま。ラブミー部お揃いで何してるのかな?」

はっ!
3人がぴしりとそろって、頭を下げる。
「おはようございます!」
上がった3人の表情は三者三様。
「敦賀さん、出演されるんですね?」
何か含みありげな奏江。
「うん、社長命令でね。」
「あ、なるほど。」
「最上さん?」
きょどきょどと逃げ道を探しているようなキョーコに蓮は笑顔を向ける。
「は、はいいっ。」
「君たちも出演なのかな?」
「は、はい。それが、その、、あの。」
キョーコが赤くなって下を向いてしまう。
それをみていた奏江と千織がちょっと呼吸をおいて、「私たちが、ヒロインってことなんです。」と言った。

くすっ
蓮はキョーコが赤くなった姿に思わず笑みをこぼした。
「それは楽しみだな。」
びくぅ
キョーコの肩が揺れる。
・・どうしてどうしてどうして敦賀さんなの〜っ
「何卒ご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたしますっ。」
びしりっ
キョーコは再び頭を下げた。
「うん、こちらこそ、よろしくね。」
蓮はにこりと柔らかく笑んだのだが、キョーコにそれは見えていなかった。


[Round3」へ



*****
あああ、前振りが長くてごめんなさい。
次回はパンツ登場ですんで!!


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