反撃

*****
タイトルで限定解除された方、ごめんなさい。
キョーコちゃんが尚にトドメを刺すシーンがうかんで、こうなりました。
*****




「よお。」
「また、アンタなの?」
京子の楽屋。
マネージャーが席を外したちょっとの隙間時間。
狙ったかのような登場に、キョーコはため息をついた。
楽屋で1人になる時は、ドア近くに座り、入ってきた人間にドアを閉められないように。
マネージャーもすぐ戻るので、ドアを開けたまま、開けたドアを固定する位置に、キョーコは座っていた。
だから、不破は廊下にいる。
「ご挨拶だな、おはようございます、だろ?」
キョーコは目線を合わせない。
コイツに捕まっている所をあの人に見られたくないのよ。
だいたいなんで、あの人と同じ局にいる時に限って、コイツは湧いてくるのかしら!
「だいたいな、」
「ミュージシャンて、暇なの?いちいち構ってくださらなくて結構です。」
不破が楽屋に入り込んできた為、キョーコは立ち上がり廊下に逃げる。
「おいっ。」
腕を掴まれる。
キョーコはまたここで、ため息をついた。
「バカなこと、しないで。」
スタッフも通る廊下で。

「ホントにアイツとできてんのか?」
背を壁に右腕をねじり上げられて、キョーコは顔色を変える。
マズイ、なんだかあの人が近寄ってくる予感がする。
さっさと逃げないと、今晩の私の身がもたない。


ふと、頭の中に響いたセリフ。
掴まれてない左手をすっと不破の股間に這わせて、キョーコはニッコリ微笑んだ。
「ずいぶんと、かわいらしい、のね。」
不破の顔が真っ赤になって真っ青に急変する。
クスッと笑って、掴まれた右腕を引き抜くとキョーコは不破から逃れた。


「京子さん、ごめんなさい!」
擦り抜けた所にマネージャーが慌てて戻ってきた。
不破の姿に驚いて、何事もなかったのかとキョーコを見つめる。
「大丈夫、なにも、なかったから。行きますか?」
「、、不破さん、、大丈夫ですか?」
クスクスとキョーコが艶っぽく笑っている。
不破は壁に手をついた姿勢のまま、項垂れてピクリとともしない。


「どうしたの、今日はご機嫌だね?」
久遠が耳元で囁く。
キョーコは微笑む。
これは絶対にあなたにはヒミツ。



***
尚は嫌いじゃないです。ただね、身体の事をからかうのは許せないので、鉄槌。からかい返しておやりなさいーとこんな話に。
私がスッキリしました。



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