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敦賀くんと貴島くん/5

B.P.D参加作
☆B.P.Dの詳細は本部へ(「まことしやかに」ちょび様宅)


「選んだ時点で、聞かなかったんだ?」

敦賀くんは黙っている。
俺と呑むなんて、彼も何か思うところはあったんだろうし。
まあ、それが、京子ちゃんにちょっかい出すなという為だったなら、まあ、それはそれ。
迂闊に他人には話せない事を話してくれてるんだから、信用されたということにしておいてもいい。

「選んだ時点を知らないんですよ。」

「プレゼント、だったんだ?」
「まあ、そんな感じです。」
パンツをプレゼントされる。それは、それだけでも、かなり熱いメッセージと、とるだろう。
知っている京子ちゃんなら、なかなかやれそうにないことなのにな、と思うけど。
「何か記念日とか?」
「・・・いえ。」
「え?意味わかんないけど。」

「あ、いや、プレゼントって感じじゃなくて、普通に買い足されてた、んです。」

「はぁ?」
「そうなんです。引き出しに普通に入ってたんですよ。」
・・・京子ちゃん??
「同棲してんだっけ?」
「いえ。」
俺はまじまじとその整った顔立ちを眺めた。
何かがずれている。

「一緒に暮らしているでもなくて、普通にパンツを買い足す?」

半ば呆然として、俺は敦賀くんを見た。
その反応に、敦賀くんはしまったと思ったらしい。
「家庭的なんです。」
・・・いや、ま、その。味噌や醤油、トイレットペーパーにティッシュペーパー、、その並びにパンツ?

「でさ、数字はどうしたわけ?」

「その・・」
こほん
敦賀くんが小さく咳払いをする。
薄暗い店内、彼が少しは照れたとしても顔色までは、わからない。
「6とか9って字体が可愛いですよね、って。」
視線が俺からグラスに下がる。
「ま、、丸いし?」
続きを促す。

「可愛すぎましたか?って。」

ぶっ
さすがは天然純情少女!
「で、なんて答えたの?」


〜敦賀くんの回想〜

「え?」
夕食を片付け終えて、リビングでくつろいでいた時だったのだ。

「いつもありがとう、色々と過ごしやすいよ。」
キョーコは暇をみてはいろいろと、片付けやら細々したことをしていってくれている。
「ですか?!勝手にいけないかな、と思ったんですけど。」
「そんなことないよ、嬉しいぐらい。」
にこーっと少し頬を染めて微笑むキョーコに、蓮は幸せを実感する。
もういっそ、一緒に暮らせたら、と口に出しそうになる。
それは言わない約束。
「少しずつ進んでみろや。」
社長のその言葉だけでなく、キョーコの立場、過去の傷、一足飛びに押し付ける訳にはいかないのは蓮にもよくわかっている。

「にしても、あのパンツはビックリしたんだけど?」
「えっ、何かありました?」
「あの、数字ね、、わかってるんだよね?」

「可愛すぎました?」
ちょっと不安そうな顔になって、キョーコは蓮を見ている。
「いやそうじゃなくて、、あの数字ね、意味があるよね?」
キョーコのその手の知識は偏っているから、変な事を知っていて、肝心な事を知らないとか、反応が怖いのだ。

「69に意味ですか?」
きょとんとした顔に、蓮は説明すべきかどうか、どうやって説明するか、頭が回転しはじめる。
「あの、怒らないで、きいてくれるかな。」
「は、はい?」
キョーコが緊張した、面持ちで蓮を見つめる。
「そのね、数字がさ、人に見立てられてるんだよね、、」
「はあ。」
・・お願いだから、ここで察して欲しいんだけど!俺の理性がっ
「だからね。頭が入れ違ってるよね?」
頚が傾げられる。
だからっ、そんな真面目に見られてもっっ。
きっと「破廉恥!!」とかなんか叫ばれるよな。
も、いっそ、実技?
いや、そ、それはもっとダメだろう。

「敦賀さん?陰陽とかそういう意味ですか?」
「いや、ちがくて、、その・・。」
じいっと期待をこめて覗き込むキョーコの表情に、蓮の何かが切れた。

「ひゃ!」
キョーコに身体をにじり寄せて、耳許で囁いた。
「セックスの体位だよ、試してみる?」
叫ぶ事もできずに真っ赤になってしまったキョーコをそのまま組み敷いたのはいうまでもない。

そして、パンツが知らぬ間に買い足されることは、なくなってしまった。


〜回想・終〜


「え、でさ、シてもらえたの?」
「・・・・」

敦賀くんは黙ってしまった。
あ、そか。
だから、食堂で叫んでいなくなったわけか・・。

「やっぱり、小悪魔だねぇ。」
俺はちょっと敦賀くんが気の毒に思えたのだった。

さりげなく加えられた熱烈メッセージ付きのボクサーブリーフ。
嬉々として履いてみたら、熱烈メッセージなんてものは無かったなんて、虚しい。

あの日、、それを知らずに、嬉々として、見せたんだな?俺に?
いや、俺だけじゃなかったのかも。
・・あの、幼馴染みのミュージシャンも、、か?

俺はちらりと上目遣いに「抱かれたい男No.1」の顔を覗き見た。
まあ、現実と虚構の世界だからな。

「だから、女の子にはかなわないよね。」
ちょっと先輩ぶらせてもらったっていいよな?


おわり



*****
敦賀くんがこれを機に貴島くんに懐くといいなぁ〜
愚痴る敦賀くん、笑う貴島くん。
きっと貴島くんはショータローに絡まれたりもするだろう〜
以前「キシマとかいう男優」って叫ばれてたし。

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