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歪な告白

暗ーい独白。
もうちょっと練りたいネタということで。


a bolt from the blue・・晴天の霹靂

いや、そこまでの突発事件ではない。
あると予想してしかるべき、事件。
大騒ぎしているマスコミより、、俺に与えた衝撃のほうが、事件。

「京子と不破尚、お家デート?!」
お嫁さんにしたいタレントNo1と好感度人気急上昇の京子、かねてより噂のあった、ビジュアル系シンガー不破尚と仲良く、マンションへ。

週刊誌の白黒写真に写っていたのは、紛れも無く、あの子。

蓮の目の前の大画面には、その週刊誌の写真が写される。
ツバが飛びそうな勢いで喋る芸能レポーター。
「問題のマンションには、どちらの部屋も無いんですが、入居者募集中で、どうも京子さんが部屋探しをしていたらしいんですね。」

知っている。
あの子が一人暮らしを始めようとしているのを、俺は知っていた。
探していたマンションでないことも、写真をみてすぐわかった。

白黒写真の中のアイツはキャップを目深に被っているが、口元が笑っている。
あの子の口元は少し開いて、何か話しているのはわかる。
が、ちゃんとアイツを見ているのだ。

用意周到に撮られた写真。
マンションは、ただの囮。
「交際」
それをほのめかすためだけの。
過去を掘れば、「かねてからの噂」は、「同居」「幼なじみ」まで引き出してくるだろう。

携帯が鳴っている。
社長と社さんと交互にそれは、俺を呼び続ける。
待っているのは、あの子からのコール、なのに。

・・果たして俺はあの子にとって、どれほど特別なんだろう?

こんなゴシップ一つで心臓が突き破かれるようになってるなんて、知りはしないんだろう。
アイツが君と幸せそうに笑うところなんか、みたくはないんだ。
たとえ、君が何より幸せになるって、理解したとしても。
いや、アイツとなんか幸せになりっこないとまで、俺は思ってる。

「復讐なんて忘れればいいのに」
その言葉の裏側なんて、君にはみせられないね。
繰り返し、繰り返し、優しい言葉で、君から「アイツへの復讐」が抜け出さないように呪文をかけて。
俺が怒るのを恐れる君に、アイツはそもそも不愉快なのだと植え付けて。

そうか、俺が怒るのを恐れて、言い訳もしてくれないんだね。

「ごめんなさい。」

君の声に驚いて、顔をあげる。
それはマイクを多数むけられた、あの子。

「騙されたんです。」

広がるざわめき。
「騙されたって、不破さんに、ですか?」
「いえ、あの、すみません。」
ぺこり、彼女の綺麗なお辞儀。
「ど、どういうことなんですか?」
「プロモでお世話になったりで、ご縁はあるのですが、知人レベルといいますか。」
ゆっくりと、困った表情のまま彼女は話を続ける。
「共通のお知り合いが、その、お料理があまり得意でないとのことで、、」
「あ、お料理教室なんですか?」
「そうなんです、こっそり教えてやってくれって、お話だったんですけど。」
「不破さんも私も担がれて、この写真だったんです。」
本当に困ってしまって、泣きそうな顔の、キョーコ。

「まさか、天下の不破さんが私と噂なんて、申し訳なさすぎます。」

聞き覚えのあるセンテンス。
けれど、アイツの名前のそれには、笑みがこぼれて。
不幸を笑うようで申し訳ない、と、取り繕ってしまうけど。

「申し訳なさすぎます。」
そう言う君の心にアイツをあざ笑う君が少しいてくれたら、と。

君の復讐が「少し」は果たせたと祝ってあげてもいいのかな。

君の綺麗なお辞儀がアイツへの別離にみえて、嬉しいだなんて。

この気持ち、君に曝け出そうか?



*****
日々反省中でコメントした、例の曲妄想です。
もうちょっと黒くしたいですが、少しこなれた、か。






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