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シンクロ 10

ここで前話へのリンクを。。89

なんていうか、出だしで皆さんの溜息が聞こえるようです、、。


*社と蓮と久遠*

「おはよう。」
現地集合。
社はロケ先の病院の駐車場で二人が歩いてくるのを見ていた。
いつもは小突きあいながら来る二人が距離をとっている。
、、噂を考慮したのか?
社は、キョーコちゃん効果と微笑みそうになって、顔をしかめた。
「おはようございます。」
蓮がこぼれるような笑顔で挨拶をし、久遠が照れたように距離を開けている。
・・・・ウソだろっ!
社はこれが蓮とキョーコだったら、どんな事でもカモフラージュしてやるつもりだった。
・・なんかいい事があったのか?なんて聞けない。このモロバレな雰囲気はやめてくれよぉぉぉぉぉ
「2人して、気持ち悪いぐらいの笑顔だな。」
その社の発言に、顔が締まったのは久遠のほうで、蓮は不思議そうな顔だ。
「俺、あとから行きます。」
久遠がスマホを手に2人から離れる。
・・・久遠になりきれてないっ!


「社さん、どうしたんです?」
蓮が少し怪訝な顔で社をみた。
「それを聞きたいのは、俺の方。変な噂には気をつけてくれって、言ったのに。」
「そうでしたね。」
蓮はそう答えながら、キョーコに好きだと言ってしまったとか、社さんには伝えた方がいいのかと逡巡した。
「あの、、社さん。昨日、最上さんと少し進展があって、ですね。」
「え?」
社は目を見開いた。
「そこに久遠も居合わせたから、ちょっとその。」
満面の笑みを浮かべる社に、蓮は少し視線を外す。
「なんだ、そういうことか!!!俺はてっきり。いや、良かったな。」
「はは、また些細な一歩ですけど。」

「いやーよかったなぁ。」
社は戻ってきた久遠に笑顔を向ける。
久遠は不思議そうに社を見た。社は久遠にはあまり笑顔をみせない。昨日わかった噂のこともあるのだろうと思ってはいるが、つっこんだ会話にもなりようがなかった。
蓮は撮影の準備で、そこにはいない。
「久遠のおかげかもな〜」
「俺?」
「や、蓮とキョーコちゃんがうまくいきそうなんだろう?」
「へ」
見開いた目からコンタクトが落ちそうな気がして、離れかけた久遠魂が戻る。
・・・つ、敦賀さん、社さんに報告してるんですか??
「キョーコちゃん?ああ、昨日の「最上さん」」

「そう、最上キョーコちゃん。俺さ、ずっと蓮とうまくくっついてくれないかなぁって見守ってきてたワケ。料理も上手だし、あの蓮にちゃんとご飯食べさせられるしさ、いい子だし。何より、キョーコちゃんと一緒にいる時の蓮が幸せそうでさ。」
社が嬉しそうに語るその内容。

「・・社さんが言ってた特効薬って、その彼女の事だったんですか。」
・・久遠、離れないでーっ。
キョーコは必死だった。
「そうなんだよ。久遠との噂とか、まともに信じちゃいそうな子だし、俺ハラハラしてたから。」
社の話は衝撃が強すぎた。
・・私全然気付いてませんでしたけど???
・・ていうか、この話、聞いてしまってよかったんだろうか・・・。
ヴーヴー
タイミングよくスマホが久遠を呼んだ。
「すみません。」
社に頭をさげて、離れる。

「調子はどうだ?」
社長の声に、キョーコは縋るようにスマホを握り直す。
「すぐにでもそちらに行ってもいいですか?」
「・・どうした?」

「・・・・もう続けられません。」

「わかった。」




******
えと、社さんがぺらぺらしゃべったのは、蓮さんが久遠が居合わせたといったからで、こんなことぺらぺらお話するような迂闊な方だとは思っておりません。
ただ、キョーコちゃんに自信をもたせるのは、こういう形かなと。
騙しているという自己嫌悪に落ちてますけど。







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