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「あの、、、特別にして下さいとは言わないので、、、、好きでいていいですか?」

星空の下、彼女の顔も見れずに、聞いてしまったその言葉。
どんな表情をしてくれているのか、見たいのに。
「そのなんていうか、やっぱりそばにいたいなって、、思って。それだけなんですっ」
返す言葉が出なくて、どんな顔して彼女をみたらいいのかわからなくて、胸まで苦しい。
「わ、わ、、ごめんなさいーっ。」
逃げ出そうとする彼女を慌てて捉まえる。

「ほんとに、これ、夢じゃないよね?」
抱き締めて彼女の髪に頬寄せて温もりを確認する。
「あのっあの、、、ごめんなさいいっ一生謝り続けますから、あのっ」
「・・・謝らなくていいから、、好きでいて?」
真っ赤になっている彼女の額に口づけて、さらにその唇に軽く触れる。
「逃がさないから。」
離れようと突っ張ってきた彼女の手に手を絡めて、抱き寄せる。
彼女の体から抵抗する力が抜けたのを感じて、少し力を緩めた。
「いいんですか、、、?」
「うん。ずっとそばにいて欲しい。」
「ちょっと苦しいです。」
「お願いだから、逃げないで。」
「・・・」
彼女の手がおずおずと背中にふれた。
「キョーコってよんでいい?」
胸の中の彼女がうなずいた。
「嬉しいな。昔、きみに、ダメっていわれたからなぁ」
「それは、だって、、」
「うん、キョーコ、なあに?」
「・・・恥ずかしいです。」
やっぱり愛おしくて、ギュッと腕に力がはいってしまう。

吐息が白い。
それに気づいて、ふと冷静になる。
ずっとこのまま抱きしめていたいけど、今は冬の夜。
「冷えるから、もどろう?」
真っ赤になってうつむく彼女からゆっくり離れる。
玄関でもう一度、彼女の唇に口づける。
「おやすみ、キョーコ」
「お、おやすみ、なさいっ。」
真っ赤になったまま逃げるように彼女が去っていく。
ちょっと意地悪だったかな。
ていうか、意地悪だと思われたよね。
彼女に告白させといて、便乗するなんて。
だけど、名前を呼ばせてくれるんだね。



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