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奴がきた! 25

ローリィー・プレゼンツのおひな様に仕立て上げられた蓮キョ。
一体、何故そんな事に??
タケシもローリィも和装ではじけてます。
あかりをつけましょ


ぼんぼりに〜



仲良くね。


無駄に広いと思っていた社長室。
前にはいかにも撮影というカメラマン。
後ろは金屏風。

雛壇のコスプレはそれはそれなのだが、キョーコには目的がピンとこない。
ひょこひょこと上機嫌なタケシが現れたので、思わず捕まえる。
お姫様のふりだから、扇を口元に添える。
『どういう事?』
タケシがにた〜と笑う。

『お雛様ってさ、結婚式だよな。』

・・・あれ、盃って、、三三九度?
キョーコの頭はぐるぐる回り始める。
・・・そもそも、先月来、敦賀さんとは話一つしてない。
・・・もう、だめなんだ。
・・・そう思って、考えないように考えないように仕事に没頭したのに。

すくっ
キョーコは立ち上がる。
・・・もう、何だかさっぱりわからないけど、ニコニコと座っていられない!
他の人の面前で
呆れたとか言われるのかと思えば、、逃げるしかない。

そう、キョーコはあの晩、羞恥心のかけらも無かった自分に、がっかりされたのだと思っていた。
会えば、その理由を告げられて「呆れたよ。」と言われた上に別れを切り出されるのだと。
恋をすれば、変に努力していまう愚かさに、自分でも呆れた。
だから、朝、似非紳士だったんだと。

「キョーコっ、まって!」
蓮がキョーコの打掛けの裾を踏む。
「謝らせて欲しいんだ。だから。」
「いいんです、もう愚かなんだってわかってますから!!それ以上言わないでくださいっっ!」
「愚かなのは俺だから!」
ぐいーっと着物をたぐられて、手を掴まれる。
「キョーコ無しの生活なんて、ホントに辛かったんだ。」
「お願いだから、ゆるして。」
結い上げたせいで、その整った造作がハッキリわかる顔が、首を傾けて近寄る。

ずるい!

「怒ってたじゃ、ないですか、、、、」

「違う。嫉妬してた。」

「は?」

「だって、タケシに全部相談してたんだろう?」

「それは、だって。」
プレゼントである。
贈られる相手に相談など、するものではないだろう。

『キョーコ。気をつけろよ。蓮はキョーコに触れるだけで欲情するらしいからな!』
タケシがキョーコが落とした扇を持たせつつ、言った。

「なっ」
ぼふん!!
キョーコが真っ赤になり、
蓮も真っ赤になる。

「だから、、離せないから。」

キョーコにそう告げた蓮の表情は、、神々スマイルで。

「もう、奥さんだし。」

抱え込まれて、ほおずりされて、
キョーコは微笑みながら、ため息をついた。

「わかりました。」

「うん。」


この日の写真とVTRがアメリカのヒズリ家に送られるものだったのは、いうまでもなく。
冷静になったキョーコが書類手続きとか一切してないし、
これは、プロポーズだったのだと気付くのに、、数日を要したのは仕方ないんじゃないかと思う。

なんで雛祭りジャックだったか。
ローリィとタケシが平安時代絵巻とかそういうノリで盛り上がっただけだったとか、
キョーコをうまく丸め込むにはおとぎ話がベストだとか、
まあ、そんなところで。

春は着々と近づいてきたのだった。




******
なんていうか、
お雛様な蓮キョが書きたかったので、、
しかも、あの装束では身動きしづらいからね、と。
蓮さんがキョーコちゃんに会いにいけなかったのは、、
また次の機会に。







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