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その名前を呼ばないで・17

魔人様のリク罠を読んで広がった妄想ワールド。

いままでのお話はこちらから。
1・2・3・4・5・6・7・8・9・10・11・12・13・14・15・16




「春は、、優しいね。ありがとう。」
春花は泣きそうな顔を無理矢理に、笑顔にしようとしていた。


蓮はテーブルの上にことんと本を置いた。
ハードカバーのそれの隙間から、顔を出す、天使。
キョーコに贈ったペンダントの片割れ。
ハートを求めて手を伸ばしているけれど、ここにはハートを抱えた天使はいない。
・・・二つで一つなんだって、言えなかったな。
蓮は苦笑する。
何気なく覗いたショーケース。
天使の顔が最上さんの笑顔に見えて。
それがペアになっていると説明されて、顔を綻ばせてしまったなんて。
こっそり、片割れを持ってる自分は、何がしたいんだろう。


「原作があるし、英訳もでてるぞ。」
社長の言葉にまんまと乗せられて。
ハードカバーの表紙は、キョーコと樋口の手を繋いだ後ろ姿。
ドラマのポスターと、同じ。

If winter comes, can spring be far behind?

冬がこなければ、春の訪れにも気づかない。


幼なじみをバイクの事故で亡くし、自分は九死に一生をえて復学した、「春」。
年の違いと、サッカー部のエースだったという過去から、クラスになじめないまま過ごす。
そこに、編入してきた「春花」。
馴染もうとしない彼女に、興味を覚えてしまった「春」。
「春花」に事故のことを隠したまま、恋心を育ててしまう。
「春花」は両親の離婚、それもかなりの修羅場をみせられて、男女の愛情についての不信感でいっぱい。父親の愛人やらに絡まれたりする「春花」を「春」がたびたび助けていくようになり、「春」を信じたいと願う「春花」。

蓮は戸棚から、バーボンを取り出した。
・・・社長がドラマをみろとか、本を読めと薦めたのは、、、。
「春花」を最上さんが演じているからという、ただ面白がった理由ではなく。

ーオマエはどう思うか?ー

「春花」は、
「そのまんま過ぎるというか。」と、最上さんが苦笑したのを思い出す。
「恋」の演技である必要がない。
「恋愛」を否定しているのに、「信じよう」とする。
それなのに、、
「春」は、
過去に引きずられている。
それなのに、恋をした。

とぷ
グラスに注いだそれを蓮は煽る。


「最上君もいい加減ラブミー部から卒業させてやらんとなぁ〜」
「・・それができると、オレは踏んだんだ。」


「春」を演じているのが「久遠」

泣きそうな顔で二人を見つめて立ち竦んでいた少年。
彼なら、彼女と楽しく過ごしていくだろう。
それが彼女にも幸せな、はずで。
なのに、彼には渡せない。
誰にも渡せない。

、、、彼女が彼を欲しても、祝福なんか、できない。
その笑顔を俺以外に向けないで欲しい。

「春」は「春花」のために、過去と。
過去と向き合う。
未来を考える。

「久遠」は、君が必要だと、どうしても必要なんだと、言えるのか?

慕ってくれてる、それだけではもう、耐えられない。

手を伸ばす天使が悪魔の顔をしていても、、
蓮はペンダントヘッドを手に取る。
君は笑顔で見つめてくれるんだろうか?



*****
なが〜いオフの一日。
キョーコちゃんの事で頭いっぱいです。
過保護な社長の手のひらの上〜〜



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