奴がきた!13

まいど、ありがとうございます。
タケシはもう調子にのりまくってますが、
どうしたものか。
いい奴になりすぎたんじゃないか?


ええ、そして、



ええかっこしい。



「京子ちゃん、似合うわね。」
ドラマの撮影現場、出番待ちのキョーコに、ニッコリ笑いかけてきた女優。
キョーコのとなりにいたティディベア。
・・ワンパターンてか。めんどくせぇ。
「ありがとうございます。」
ニコニコしながら答えるキョーコをタケシは見上げる。
・・キョーコは、、すげえな。厭味だぞ、それ?
「ぬいぐるみが似合うなんて、ふふふ。」
・・えげつねぇ。

「京子ちゃんの彼氏さんって、あなたのこと、どう思っているのかしらね?」

キョーコはタケシを彼氏からのプレゼントと公表していた。
・・ご迷惑おかけしたくないので、そっと見守って下さい。・・
ティディベアを抱きしめて、ぺこりとお辞儀をされてしまえば、微笑ましいだけで。「京子に彼氏がいる事実」は世間に許容されてしまった。

「ねえ、敦賀さん。ぬいぐるみのプレゼントなんて、どうなのかしら?」
いつしかキョーコ前に現れた蓮。
一緒の撮影は久しぶり。
「喜んでもらえるなら、それが一番だとおもいますよ。」
にこやかに、蓮はタケシの頭を撫でる。
「まあ、そうだけど、子供扱いよね?」
キョーコの眼が少し曇る。
「さあ?こんな風に毎日一緒にいてくれるなら、、自分のかわり、かも。」
くすっ
蓮がすこし艶っぽく笑ったので、女優は顔を赤らめた。
「そ、そういう考えも、、あるのかしら?」
「だとしたら、妬けますよね?俺、最上さんの恋人の役、なんだけどな。」
「やだ、妬けるなんて。」
女優が、こんなお子様相手に?という顔で笑う。
蓮の手はタケシの黒い鼻をつまむ。
・・・おい。
「俺も子供っぽいんでしょうね。」


『黙ってるからって、ひでえな。』
女優が去っていったあと、タケシがぼやいた。
『病気かなんて、悪かったな、、、色気もおこんねーや。』
蓮は苦笑した。
タケシがぼやくせいで、キョーコがそれなりにやっかまれていることがよくわかるようになった。気づいているのか、いないのか、ニコニコ笑って取り合っていないのは、過去の経験がなせる技なのか。
「やっぱり、子供っぽいですか?」
キョーコが伺うように蓮を見た。
「そんなことないよ。」
けけけ
『蓮はヤキモチやいてんだって。』
タケシはキョーコに抱きつく。
『こんな風におおっぴらに抱きつけないからな』
ひっ
キョーコは久々にキュラキュラ笑顔を見た。
・・・俺も子供っぽいって、そうかもだけど、、、怖い〜




*****
さて、今日はおだやかに終了。
タケシのイライラはどう爆発してしまうのか?




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タケシ

持ち主に似て黒そうだし。

ただじゃおかない?(爆)

Re: タケシ

そうそう、黒いと思います〜
誰とまずは戦うかな〜ニヤリ
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場内整備を勉強しておりますが、不行き届きがあって申し訳ありません。何かのご連絡等は<読者様相談窓口>にコメントをお願いいたします。よろしくお願いいたします。
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