奴がきた!6

ちゃくちゃくとファンをふやしているタケシ。
拍手に気を良くしてます。
ご期待の、、タケシご期待の展開は果たして!?


まあ、今回は限定じゃなし



ってことは




そういうことです。



「すごいね。」
蓮はテーブルの上に広がっている和食膳に感嘆の声。
タケシも隣でキョーコを見つめる。
「・・・・お褒め頂き、恐縮です。」
「イタダキマス」
タケシがたどたどしい日本語を発している。
「あ、ちょっとまってね。」
キョーコはまだ座る気配なく、キッチンへ消える。
「これはヤバいな。」
タケシのごくりとでもいうようなつぶやき。
汁物、焼き物、綺麗に盛りつけられたオードブルのような色とりどりの一品料理。
少食な蓮を配慮したのであろう、量より品数をそろえた料理。
「あの、お正月なので、、なんですけど。」
キョーコが持ってきたのはお銚子におちょこ3つ。
「大将から、大吟醸のオススメを頂戴してきました。」
少し恥ずかしそうにお銚子をもつキョーコに、蓮もタケシも心臓が射抜かれたのはいうまでもない。

「今年もよい一年で、ありますように。」
つぶやくようにキョーコがいって注ぐ清酒。
蓮はお銚子を持つ手に手を重ねて、
「キョーコにもよい一年でありますように。」
キョーコの前のおちょこにつぐ。

「いただきます。」
3人で声を揃えて、おちょこに口をつける。
キョーコのその姿は、木の実をかじるリスに似て。

・・・・・・食事どころじゃないっ!どうしてくれよう〜

「酒って、初めて飲んだ。おいしいな。」
タケシが言う。
「あ、お酒、大丈夫?」
「うん、わりといけるほう。ただ、洋酒しか飲んだこと無いから。」
・・・もう酔ってるのか、タケシ?いや、酔ったフリ?
「そういえば、キョーコ、飲んでいいの?」
「それは、、あの、お正月だけは、お祝いなので。」
キョーコが少し小さくなる。
「そう、だね。」

「これ、なに?すごくうまいっ。」
タケシは、あれこれとほおばってはうまい、うまいと声をあげる。
キョーコが嬉しそうに説明するのを、蓮は幸せな気持ちで見つめていた。

「な〜に、見てんだ?蓮?」

「どーせ、キョーコは綺麗だとか、可愛いとか、うっとりしてんだろう?」

「うん。」
キョーコが真っ赤になってあわあわしている。
「うん、って、あの、その。」
「可愛い。」
真っ赤になった上にキョーコの瞳はうるうる。
蓮はぐいっとキョーコのほうに乗り出して、真っ赤になった耳許に囁いた。
「食べちゃいたい。」
「う、わ、、、は。」
何かを叫びそうなキョーコの口に、蓮はそっと指を添える。
「ちゃんと、ご飯、いただくね。」
「はひ、、そう、、ですね。」

ちっ

蓮は、その舌打ちにタケシを睨む。
タケシはニタニタ。
「一気に頂いちゃった方がいいんじゃね?」
「あ、食べてる口がエロいとか、ちょっと別発想?」
「もう少し、飲ませちゃう?」
「むがっ」
タケシの口に卵焼きが押し込まれる。

そして、タケシは見た。
蓮がキョーコのおちょこにお銚子を傾けたのを。









*****
キョコさんの年齢設定していません。
なので、なんでお正月が特別なのかは、いろいろ妄想してくださいませ〜
実は禁酒宣言してたとか。
未成年者のお酒はいかんですよ!!

次は限定か、ぎりぎりか。


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