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[ネタ?]初恋前線

月初からネタ?でごめんなさい。
しかも、仮タイトル、、酷い。

ええと時代ものパラレル。
最近ハマり出してしまった、某ロマンス系漫画の影響をうけております。

ネタ?ですので、これでだれか続き書いてくれるといいな〜とか。
(途中のお話が山盛りなfly awayなので、、。)


「完璧ね。」
「ちゃんと治ってくれたらね。」
「意地でも治ってもらわなきゃ。」
蓮は自分の頭の上で交わされる会話に、ぼんやりと意識を向けた。
・・・暖かくて、よい香りがする。。

「ああ、気が付かれたのですね、良かった。」
眼のくりっとした娘がそう言って、蓮に笑いかけた。栗色の髪がそこかしこに跳ねていて、少し見慣れない風な装いではあったけれど、、言葉はわかる。
「ここは。」
蓮は身体を起こそうとして、走る激痛に顔をしかめた。娘が慌てたように手を伸ばしてくる。
「まだ、身体を起こすのは無理ですよ。」
はだけてしまった掛布を娘が、そっと蓮の肩を覆うように直す。
「・・・ありがとう。」
娘が、にっこりと花のようにほころんだ。その表情に、身体の痛みが和らいだような気になる。
「ここは、不破島といいますが、ご存知ですか?」
その言葉に蓮は、そっと娘から視線を逸らせた。
・・・難破してしまったということか。
視線をそらせたのは、その落胆をあからさまに娘に見せたくないと、思ったからだ。

蓮が目指していたのは、不破島よりもさらに本土から離れた鶴ヶ島。大陸由来の武器が手に入るという話を確認するという任務で鎌倉から陸路を数週間馬で駆け、船に乗り込んだのだった。「敦賀」その家名ゆえに、島に縁も出来ようと将軍は暢気なことを言っていたが、陸路はともかく、海である。鎌倉の海とは違う、荒れた海原。地元の者でなくては無事に辿り着けるような海ではない。港に着いて、蓮は途方にくれたのだ。
「将軍の威光」
そんなもので、航海を依頼することのかなわぬ隠密の旅。
「鶴ヶ島には大層な美女がいると聞いた。」
そんな与太噺で船に乗りたいと乗せてもらった結果が、、、此の始末。

「あのう、私はキョーコと申しますが、貴方様は?その、治るには時間もかかりましょう、お呼びするのに、、」
「ああ、久遠と、呼んでくれ。キョーコ殿、そなたが助けてくれたのか?」
咄嗟に、幼名が口をついた。「敦賀蓮」という名前を迂闊に名乗る訳にもいかない。
「殿なんてめっそうもない、ただのキョーコで充分です。」
「改めて、御礼を。」
蓮は少し頭を浮かせて会釈のような仕草をキョーコに示した。床の布も部屋の様子も鎌倉でも地位ある家の造りに相当する。つまり、島の有力者の屋敷であろうことは見当がついた。
「いえ、此方も故あってのこと。」
キョーコが目をそむけた。
「命の恩人に返せる御恩であれば、如何様にも。」
「そう仰って戴けて良かったわね?」
キョーコの後ろから現れた娘が、冷ややかに蓮を見下ろした。長い黒髪、ツンと高い鼻、都風の流行りの装束。
「この子と結婚してやって欲しいのよ。」
「も、モー子さん!それはまだっ!」
キョーコが真っ赤になって慌てている。
蓮は呆然とその様子を眺め、そして吹き出した。
「さながら龍宮城の浦島太郎だ。」
娘二人は、蓮の楽しそうな様に呆気にとられたように顔を見合わせた。

「最上殿の、娘?」
東北の豪族、最上氏。今の首領は最上狂士郎といい、武略に長けて着々と勢力を拡げている。将軍家とは適度な距離を置き、守護代を刺激しない程度に悪さを働く。
・・・確か正妻も跡取りもいなかった、筈。
そこまで思い出して、蓮は狂士郎がその名に「狂」と自ら名乗る程の、変わった人物であるというその評判を思い出した。
「それなら、勝手に結婚など許されないのでは?」
蓮の質問に、キョーコが首を振った。
「親として、婚儀の際に持参金だけは出して下さるというお約束なんです。」
その答えで、蓮はなんとなく事情を察した。
・・・大金が必要、そういうことか。
「そして、その時にしか、、お会いできないんです。」
キョーコがうつ向きがちに言った言葉に、奏江、そう名乗った黒髪の娘が小さく眉をしかめた。


旅人なら、いずれこの島を去る。
形ばかりの結婚をして、暫くしたら、島を去ってくれればいい。
そのかわり、傷が癒えるまでの滞在と、今後の旅費を用立ててくれるという。
「鶴ヶ島に渡るつもりでした。」
蓮はそうキョーコに告げた。
「でしたら、好都合かもしれません。「父」はあの島へ頻繁に行きます。その一行に混ぜてもらった方が、安全でしょう。」
「そうですが、、利用するなんて。」
蓮が表情を曇らせる。細やかな看病を受けているうちに、蓮はキョーコを好ましく思うようになった。気付いた事をほめれば、恥ずかしげに微笑むその顔があまりに愛おしくて、次は何を褒めようかと心が浮き立ってしまうのを抑える事ができない。
「利用?」
きょとんと大きな眼をさらにまあるくして、キョーコが蓮をみつめた。
「利用させていただくのは、こちらですよ?」
ズキン
治ってきた筈の痛みが蓮を襲う。顔を顰めた蓮に、キョーコが慌てる。
「傷にさわったんですね、、休まれた方が。」
蓮は小さくかぶりをふった。


キョーコが持参金を必要としているのは、島の領主の息子・松太郎のためだという。とあることから、鉱山へ連れて行かれて過酷な労働を強いられているというのだ。領主つまり松太郎の両親に育てられたキョーコは、ご恩返しと、持参金と最上氏のとりなしで、松太郎を返してもらおうというのだが。
「結婚は、こんなことでするものじゃ、ない。」
「・・・。」
蓮の言葉に、難しい顔をしてキョーコは黙り込んだ。
「・・やっぱり、私じゃ、、、。」
掠れてその声はよく聞き取れない。
「え?」
「いえ、弱みに付け込んで、酷い事をお願いしました。、、仕方ないです。」
語尾の震えに、蓮の心が悲鳴をあげる。
「、いや、そういうことじゃない。君は、俺でいいの?」



*****
すみません、断片的に思いついちゃったんですよ。
この先ですか?
超ハピエンですよ〜
跡取りのいない最上氏に気に入られちゃう蓮さんだとか、
調子のいい将軍様はそれで東北へ勢力拡大とか、(歴史捏造)

「鎌倉で、好い方がお待ちなんですよね??」って、キョーコちゃんが泣きながら逃げようとするのを、「そんな人なんていないよ!」と抱きすくめちゃう蓮さんが、書きたいなって、、ね〜。
でも、どう考えても長くなりそう。

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