フォトグラフ

はい、爛れた脳内を健全化目指してます、、、。
蓮さん不足、いえ、カイン兄さん不足といいましょうか、、。
Act.215の続き妄想的ですー

あ、コミック派の方は、回避よろしくお願い申し上げます!





かちゃり
空になったカトラリーに携帯を向ける。
証拠写真は、これで何枚目だろう?
ふぅ
詰め込んだ食べ物の重みに蓮は溜息をつく。
これは遅い夕食。撮影を終えて、帰り道で買ったテイクアウトメニュー。濃い味付けに脂ののったそれを、ビールで流し込むようにして詰め込んだ。
動画にしなくて良かったのかも。
転がったビールの空き缶達を眺めて苦笑を漏らす。
証拠動画って云われたんだっけ。
手にした携帯をじぃっと眺めて、蓮はふと思いついた。メニュー画面を操作する。
携帯を見せろって事になるわけだから、、。

「無茶な約束でもとは言ったんだが、、食いながら上手く撮れなかったなかったから、赦してくれ。」
携帯に向かって、カインが喋り続ける。
「どうせお前のことだ、こうやって喋ってる画像で、食べたか食べないかぐらい判るだろう?」
ぷーっ
頰を膨らます雪花の顔が、携帯越しに見える。
ー判るとか判んないとかじゃなくて、ちゃんと全部食べたか、撮ってねって言ったの!
「判らないのか?」
ーなにが?
「お前がちゃんと食べろというなら、俺はちゃんと食べるだろう?」
グッと唇を噛み締めて、雪花が黙る。
ーわかんないもん。兄さん、食べたフリして、嫌いなもの除けるものっ。
「俺を信じてくれないのか?」
ー・・・食べる事だけは信用できない。
「酷いな。」
ー酷いのは、兄さんの方よっ。こんなに心配してるのにっ!
「お前が信じてくれてる限り、お前を裏切ることはないよ。」
ぎゅぅ
蓮は録画中止のボタンを押し込んだ。
録画しろと言ったのは、雪花じゃない、最上さんなんだ。社長に云われたお目付役の任務そのままに、俺の心配をする。カインの心配をしている訳じゃない。

「ごめんね、最上さん。上手く動画を撮れなかったよ。」
ーどんな無茶な約束だってって、仰いましたよね?
「だから、本当にちゃんと食べたんだよ。ああ、やっぱりリアルタイムで見てもらったほうが、ちゃんと撮れたかもしれないな。」
ちろり
キョーコが白けた表情で蓮を見つめる。
「約束を守ってるって、ご褒美があったなら良かったな。」
ああそうだ。
撮りためた証拠といって君にどんな動画を渡そうか?
君が観てくれるなら、それは、俺にとってはご褒美かもしれない。
俺だけを君が、君だけが観てくれるなら。

「これはどうかなぁ?名産らしいけど、凄い色だよね?」
蓮は日本語でつぶやき、ハンディカムをテイクアウトワゴンのメニュー写真に向ける。
「あ、アンタ撮影は、、」
ワゴン車の中から顔を出した男が、海岸にはおよそ似合わない黒ずくめのカインの刺すような視線に首を引っ込めた。
「心配ない、彼女に見せるだけだ。」
カメラ片手にカインが男に話を続ける。
「一番栄養バランスが良いものを出してくれ。」
「栄養バランスか?アンタなんか食べちゃいけないものとかあるんだったら、言ってくれよ。」
「そんなものは無い。バランスが偏ったら彼女に怒られるだけだ。」
ハァ?
ビビリ腰だったワゴンの男が怪訝な顔をした後に、ニヤリと笑う。
「やっぱ、女は食うもんに煩いからな。」
「そうだ、煩くてかなわん。」
「でも、惚れた弱みだろうよ。よ、これで彼女が怒ったら俺が詫びてやるよ。」
ガッ
手際よく何かを袋詰めした男が袋を差し出し、対価を告げた。
「中味は何だ?」
「シーフードスペシャルだよ。この辺じゃ海の幸は豊富だかんな。ヘルシー志向にはもってこいだ。」
「そうか。」
ゴソゴソとパンツのポケットから紙幣を取り出し、男に握らせる。
「撮影代込みだ。」

ホテルに帰って、テーブルにソレを広げ、カメラに収める。ロブスターやら何やら結構なボリュームなパッケージに、些かゲンナリするものの、蓮はカメラを回した。撮影だと思えば、食べられる。まして、観るのが、キョーコならば幻滅させてはいけない。
「これ、食べ切ったら褒めて欲しいな。」
カメラに向かって苦笑してみせる。それはカインでも、、敦賀蓮でもない、、自分自身の表情。
「最上さんの、、、」
そう言いかけて、
「キョーコの、、作る料理だったら、こんなにつらくないのに。」
濃い味付けの香辛料に熱が上がったみたいに、耳が熱い。呼びたくて堪らなかった彼女の名前を口にして。
ゴクン
味わわずに食物を飲み込む。
「ああ、そうだな、ご褒美は、、キョーコって呼ばせて?」
「それで、、、、。」
蓮と?
ハタリ
手が止まる。
「俺のことは、、久遠と、呼んでくれ。」
カメラをじっと見つめる。
そして、そっと立ち上がって、カメラのSTOPボタンを押した。
はぁあ。
まだ、早過ぎる。そう思うのに。溢れ出してしまう「恋愛」感情。きっと、彼女が戸惑って拒絶するに違いないのに。いや、下手をしたら、その感情に気づくどころか、「秘密」の方に困惑するに違いない。
ぎゅ
撮影ボタンを押す。
「そうだな、ご褒美は、君からキスを貰おうか?」
蓮はにっこりと画面に微笑んだ。
きっと君は怒るけど、今はまだ、それで良いような気がするから。
かなりグロテスクなシーフード料理をぐぅっと飲み込む。

ねぇ、キョーコ?

一体何時になったら、そう気安く君を呼べるようになるんだろうね?


end




*****
はい〜!久々に本誌沿いですよ?!
早く帰国しようよ蓮さん!

いえね、食べてる動画なんてむちゃ色っぽいでしょうーキョーコちゃん羞恥プレイ要求?!とかチラリと思ったんですが、蓮さんキョーコちゃんの前でも蒼ざめながら春巻食べてましたもんね。いろっぽくないや。
で、動画なら、そんな色気のない事しないよね?蓮さん何気にイロイロとアピールするよね?と思ったんですよ。
食べた証拠って、膨れたお腹とか撮ってくれたらいいのにとか。それではうまいことお話にならなかったから、こんな形になりましたけれども。

あと、フォトグラフとタイトルが浮かんだときに、セッちゃん水着姿も思い浮かびました。
グアムですもんーカイセツのヤバげな水着姿!!!!いや、兄さんはきっとパーカー羽織って、缶ビール片手に木陰でセッちゃん鑑賞だと。セッちゃんだけに露出多いよね?兄さんきっとひと気のないビーチとかに連れてくよね?遊泳禁止とかのとこだから、アッってセッちゃん波にのまれたりして、兄さんすっ飛びですよね?そしたら、、、、
ぬーまだ頭が爛れております、すんません。てか、グアム行ったのに!常夏だったのに、カイセツは黒ずくめだったのか??セッちゃんビキニ(セッちゃんにワンピースは無いよね?!)も兄さん海パンも見たかった、、、。見たかった。兄さんの海パンが競泳用の膝上ぴっちりパンツだったとしても、、、海パンならビキニパンツも許すので!!

素敵絵師様に(某S様か?)描いてくりゃれーと、勝手に叫んでみます。
いや、こっそり拝見している某絵師様方とか、あのその、、こちらを見られた絵師様に切望!!!
どうか、、今は冬ですが、熱いカイセツの夏をギブミー
あの河原で大暴れスプラッタBJでセッちゃん抱いていても良いですので!!!
(もうただの桃脳爆発)

あ、そんな絵を見たという目撃情報も待ってます!!
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