スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

web拍手 by FC2

魔法のランプ〜ランプの独白〜

魔法のランプ〜三つの願い〜より。





まあ、長くこの世にあれば、色々あるさ。

伝説だけ残して、倉庫の奥にしまわれて、のんびりしてたはずだったのに。

・・・なんか、ジトジトした空気だな。
暗闇の中だから、よもや天候が違うようなところまで旅していたとは知らなかった。

「ほう、相当な年代物だな。」
「オイルランプっていうんでしょ・おじいさま。」
「そうだよ、アラジンの魔法のランプはこの形だな。」
俺の前で繰り広げられる会話は、馴染んだ言語じゃないが、意味はわかる。
「こすったら、ランプの精が出てくるかしら?」
女の子の声に、俺は出番だと、ウズウズする。
「どれ」

「お呼びでしょうか、ご主人様。」

ランプに触れたのは、懐かしい衣装の壮年の男。
・・女の子じゃない。
「おじい様のばかーっ!!」
「ま、マリア、すまん。」

「ご主人様、願い事は3つですぞ。」

「俺はいいから、マリアは無いのか?」
そう語りかけられた女の子は、3つなんてけちくさいわ、といいながらも、何か考えた。

「私の大好きな人達が幸せになればいいわ。」

「それで、私の前から絶対消えなければいいの。」

「それと、、、ママの声が、ききたい。」

「かしこまりました。ご主人様。」


     

「では、ご主人様、願いをお聞かせ下さい。」
「いや、さっきので3つじゃないのか?」
「小さな貴婦人のお願いは「大好きな人達の幸せ」ですので、ご主人様の幸せをお聞かせ頂きたいのです。」
男は、びっくりしたような顔をして、そして、ううむと唸った。

「あいつがアイツらしく生きれればいいな。」
「きっとそれはマリアの「大好きな人達の幸せ」と同じなんだが。」
にやり
男は笑って、
「ああ、あとは、全世界に愛だ!」

「ご主人様、全世界レベルはなんともし難いので、身近な方でよろしいか?」
「おお、そうか、なら、ラブミー部のあの子達だな。」

「はい、あと、お一つでございますよ。」

「記念写真に収まってくれや。皇貴に自慢してやるんだ。」

     

「あいつ」
見たところ、ランプを見て擦ってみようというタイプではないようだ。
・・アイツらしく。
ご主人様の願いであるからして。
少し観察してみよう。
もう一個の願いの、「ラブミー部」の女の子達をさがさなきゃならんし。


「最上さんが、喜びそうだ。」
彼はそういって、手に取って微笑んだ。
それが、彼の彼らしい願いだと、感じた。
そもそも、その「最上さん」は俺と話が通じそうだからな。

ふと俺は、おかしいなと思った。
「3つ」
そういいながら、つい一人に対して3つ願いをきいてしまっていたから。
しかも、このジメジメした国の人は、アラジンのように自分の成功を願わないのだろうか?
自分の周囲の人々の幸せを、願うという。

ふと、「最上さん」には、質問の仕方を変えようと思った。
空飛ぶ絨毯とか、ちょっとした魔法を体験してもらいたかったのだ。
それで、具体的な成功を口にしてほしいと、思ったのだ。

「コーンに会いたい。」

あああ!よかった!
恋愛成就なら、任せて下さいご主人様!

しかも、全部の願いを叶えることになる!
なんて俺は有能なんだろう!!


〜全世界に愛を配れそうな気がするぞ〜


おわり




*****
はい、そんな背景でしたよと。
ちゃんちゃん♪

モー子さんや、ちおりんはランプに何を願うかなぁ?



関連記事
web拍手 by FC2

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

message
場内整備を勉強しておりますが、不行き届きがあって申し訳ありません。何かのご連絡等は<読者様相談窓口>にコメントをお願いいたします。よろしくお願いいたします。
最新記事
counter
カテゴリ
flyaway news twitter
ブログとHPの更新状況とちょっと呟き フォローはご自由にどうぞ!(フォロー返しはあまりないかも)
Link
上部のサイト様は相互リンクいただいてます。 マナー携帯でご訪問くださいませ。 下部のサイト様は大好きサイト様で、リンクフリーに甘えさせていただいてます!!
検索フォーム
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。