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副作用にご注意!

土曜のUPは無理、とか言いながら、浮かんじゃったので。



心配事などで胃が痛い
いつも胃の調子が悪い

そんなあなたに!


「あ、社さん!」

偶然に出会ったテレビ局の廊下で、挨拶の後、キョーコが差し出した小箱。

社に刺さる視線。

「あ、ありがとう…」
社はその小箱を見ながらも、隣斜め上から刺さる視線に凍りついていた。
凍りつかせるのは特技でも、凍りつきたくはないのが本心だ。

「コマーシャルのお仕事で頂いたんです。」
にっこりと微笑むキョーコに。
そして、小箱に書かれた「そんなあなたに!」というコピーが、社の胃をキリキリと締めつける。

「そうなんだ。」
凍りついた社より早く反応した、斜め上からの、声。
「ハイ!お薬の説明も受けて、勉強になりました!」
シュタッ!とキョーコは蓮にきびきびと報告する。

「胃薬か、種類多いよね。」
蓮の言葉に、キョーコは大きくうなづいた。
「私がお仕事させて頂いたこのお薬はですね、慢性胃炎といいますか、何かあると直ぐに胃痛になり易い方に、優しく効果がでるものなんです。」
キョーコは社に渡したその薬の箱を指し示す。
「優しく効果、はいいね。」
蓮がにっこりとその箱を見る。

「え、敦賀さんも胃が痛くなるんですか?」
キョーコはチラリと蓮を見上げる。
「心配事が絶えないから、、」
しれっと、、(社にはそう聞こえた。)蓮が溜息交じりに言う。

「そうだったんですか!」
「もしかして、ご飯あまり召し上がれないってそういう事だったんですね?」

キョーコはゴソゴソと鞄からもう一つの箱を取り出した。
「私、丈夫が取り柄なので、胃にきたことはなくって。」
それは、社が手にした物と同じで。
「会社の方がおっしゃっていたんですが、胃痛にもタイプがあるんだそうですよ?」

「心配性とかのストレス性胃炎に、よくきくんだそうです!」
ビシッ!
キョーコはその箱を蓮に差し出した。
「これでご飯が美味しくいただけると、良いのですが。」
蓮は、黙ってそれを受け取った。
そう、
心配事とはキョーコのことで、
本当は「敦賀さんを悩ませるような事ってなんですか?」と聞いてもらおうとしていたとは、、言えない。

蓮、、
社が横から憐憫の視線を送っているのにも、気づいた。
・・・これじゃ、次会った時、ご飯が食べれなかったら、薬が合わなかったんですねとか凹まれるじゃないか。
食べれないのは、体質だとか過去のトラウマなのに。

「何か?」
社の視線に蓮が口を開く。
「何かじゃないだろう?」
「どうして、彼女、社さんに胃薬持ってきたんでしょうね?」

キリキリキリ

キョーコちゃんが、これを察してくれてたらなぁ。
社は内心ぼやいた。
、、いい加減くっついてくれたら、治るんだけどな、きっと。


end



*****
胃薬のポスターから、妄想、でした。

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